【書評】サッカー解説者の在り方。解いて説く。『解説者の流儀 / 戸田和幸』「感想」

 




 

 

解説者の流儀 / 戸田和幸

 

解説者の流儀

 

 

 

サッカー解説者とは、一体何だろうか。

 

 

解説するとは、一体どういうことだろうか。

 

そんな問いに”戸田和幸”氏が一つの答えを提示している。

 

それが本著である。

 

 

 

解説者としてのプライド。そして、情熱。

 

 

今、日本においてサッカー解説という仕事に対して、最も真摯に向き合っているのは”戸田和幸”氏であると言っても過言ではないだろう。

 

そんな戸田さんのサッカーへの情熱、そして、解説者としての流儀やプライドが記された1冊となっている。

 

目が肥えたサッカーファンほど、サッカー中継の解説者のレベルを痛感していることだと思う。しっかりと情報をインプットしているのか、アウトプットの質はどうなのか。

 

解説者によってはただ感想を述べているだけの方も多くいますし、場面場面の個人のプレーについて言及するだけの方も多くいます。

 

そんな中でも戸田さんの解説はサッカーへの情熱を感じますし、解説者として、プレーしている選手へのリスペクトも感じます。

 

今ピッチ上で起きていることを言語化する。それは難解なことであるが、それが解説者の仕事でもある。

 

 

解説に向かう姿勢とルール

 

 

解説者とは何かを語り、解説者としての仕事への準備のルールにも言及している。プロのサッカー選手が週末のゲームに向けて準備をするように、戸田さんも、解説のゲームに向けて、綿密な準備を行っている。

 

この準備があるからこそ、解説中の一言一言に説得力が生まれる。さらには細かなことにまで言及できるのだろうと思う。

 

自信のプロサッカー選手としてのキャリアを振り返りながら、その経験を今に繋げている姿はとても印象的だった。

 

どんなときも、考えることをやめないのが”戸田和幸”という人なのだと感じる。

 

 





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